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感想 モニョチタポミチ 個展「MONYOGIRL祭」

 

モニョチタポミチ 個展「MONYOGIRL祭」

 

会 期:【ゆく年】2021年12月18日(土) - 12月31日(金)

    【くる年】2022年1月1日(土) - 1月12日(水)

時 間:平日・土 8:00-22:00 / 日・祝 8:00-21:00

   (12月31日(金)と1月12日(水)は19時終了)

場 所:VINYL GALLERY

展覧会URL:

https://vinyl-store.jp/event/monyochita-pomichi-monyogirl-fes/

 


 

東京駅構内にあるVINYL GALLERYは、ガチャガチャでも知られているフィギュアメーカー、ケンエレファントが手がけるアート・ショップ内ギャラリーです。オザキエミさんや寺本愛さんなど、注目の作家さんの展示が定期的に催されています。

 

今回「MONYOGIRL(モニョガール)祭」のDMを拝見し、可愛い過ぎて伺ってきました。

 


 

モニョチタポミチさんは1996年生まれ。桐生大学短期大学部アート・デザイン学科研究生修了。在学中よりグループ展などで作品を発表し、現在は、展示やイベント、企業へのイラスト提供など精力的に活動をされています。2020年にモニョガールのソフビをリリース。2021年4月の個展「ユビキタス」に続き、2回目となるセルフペイントモニョガールの展覧会です。

 

モニョチタさんの描く女の子たちの一番の特徴は、無表情と言えるでしょう。モニョチタさんは「子供の純粋な真顔を参考にしている」とGUNMA CREATOR’S VISION#1のインタビューに答えています。大人とは違う、まっさらな真顔。何を考えているのか、観る人に想像の余地を与える表情です。平面作品では眉や口の違いなど微かに表情が存在しているのですが、セルフペイントのソフビ立体作品では顔の表情というよりも、服装、髪などの外見で、各モニョガールの性格まで違って見えてくるから不思議です。

 

「レコード店の店員」

各ソフビはドローイングもセットになって販売されています。レコード店の店員ちゃんは、口数少ないけど音楽の深い話してくれそう。飲みに行きたい。

「レトロちゃん」

レトロちゃんは一緒にウィンドウショッピングしたら楽しそうかな?


上:「酔っぱらい」

下:「囚人」

酔っぱらいの口元が半開き。囚人の無表情は深い、、、何した?

上:「お風呂あがり」

下:「ウィンターちゃん」

お風呂あがりちゃん、ちょっと顔が上気してる。ウィンターちゃんの格好かわいいー。


 

 

会場にはソフビの他、ジークレープリントの作品も。

 

「おーい モニョガール(gold)」

「おーい モニョガール(green)」


左:「おーい モニョガール(orange)」

右:「おーい モニョガール(blue)


 

ジークレープリントはこれまでのモニョガール限定カラーがモチーフになっているそうです。色の違いで受ける印象の差がよりはっきりしますね。モニョチタさんも意図していなかったようですが、漫才をしているように見える、と感じられたそうです。確かに。そうするとソフビのモニョガールたちはコント用の扮装をしているのかな、、、より可愛さが増して見える。

 

いろんなコントを想像してしまう。

あなたたちはコントであってほしい、、、。


 

 

他、キャンバス作品やグッズも盛り沢山でした。

 




 

【ゆく年】のセルフペイントソフビは売り切れておりましたが、【くる年】開始の1月1日にはまた新たなモニョガールが25体並ぶそうです。限定の正月カラーソフビも元旦発売。人気なのでお目当てがある方は早めに行きましょう。※開店前に並ぶ場合はルールがありますので、VINYL TOKYOさんのアナウンスに従ってください。

 

うーむ、可愛いは正義!ただし、可愛いと感じる部分も人それぞれ。ということで、あなたのお気に入りを見つけにぜひ足を運んでみてください。


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