あけました。
2022年の11月に受けた美術検定2級と3級の結果が年末に発表された。無事合格していた。嬉しい。嬉しいので合格証載せちゃう。
そもそも論、このサイトをはじめた時の趣旨は、
「美術史」で語られる「〇〇主義」などの既存の枠組みはとりあえず置いといて、「見た目」「好み」で作品を観て、なんなら買お!
ということだったけど、(→ 参照記事:ことのしだい)
結局、何かを主張するには既存のものをよく知っておく必要があるので、学び直している。
「美術史とか〇〇主義の括りでの語られ、って作品買う時には関係ないですよ❗️」
という主張は、真実ではあるけれど、「美術史」と「〇〇主義」を熟知している人が言ったほうが説得力ある。というか、逆に全く知らない人が言ったら、ただ知らないだけじゃん、って反論が成り立つ。
実際、「美術史とか〇〇主義の括りでの語られ」が作品購入時に必要になってくる場面というのは「その購入したいと思っている作品の価値を知りたい」という場面だと思うので、将来的に投機的な売買を考えているとか、その作品をコレクションすることでコレクターとしての地位を確立したいとか、そういったことも関係してると思う。
そこに関して、私は「作品の購入動機は純粋なものしか認めない❗️」というような潔癖症ではないし、「清貧こそが芸術」としてしまっては、アートがビジネスとして成り立たない。結果、カルチャーとしても盛り上がらない。それは最も避けたい事態だ。
ということで、「作品の価値」を決める上での「批評」と、その批評の歴史である「美術史とか〇〇主義の括りでの語られ」は、アート作品の購入を促そうとしている以上は絶対に避けては通れないものである、と再認識した。批評を理解した上で作品を買うことは良いことだと思うし。そして「批評」と「作品の価値」の関係、それらの積み重ねの「美術史」に関しては単純に語れるものではないと思っているので、学んでいる。
学び直したら、なんかやっぱり面白かった、美術史。
これは、「知識欲」という欲求なんだろうか❓ 私の中にあった「アカデミックなものへの憧れ」が刺激されたのか❓
単純に新しいことを知るのは楽しいよね。
そして、やっぱり奥が深過ぎる。沼だった、美術史。
ハマっているうちはハマっていると思うので、おいおい「見た目でジャンル分け」の趣旨どうしたよ❓ってなったらそういうわけです。いや、展覧会の感想も書く。
そして沼にハマった様子をこのDIARYで綴れたらいいな。本当は「得た知識」を記事に出来たらいいんだけど、沼が深すぎて短期間で記事に出来る気がしないので過程をつらつらと。
なんかそんな雑記です。
一年の計は元旦にあり。2023年は美術検定1級に挑戦しようかな。
関連記事
コメントをお書きください