先日の雑記でChatGPTの話をした。→ 雑記 2023/01/07 「ChatGPT」というチート
その時の記事は、英訳に使えるんじゃないかというような話に留まっていた。そんなこんなしているうちに、世間ではChatGPTの話題がどんどん盛り上がり、アートブロガーの私としては、文章も上手に書けちゃうAIたちの能力に対しちょっと釘を刺しておきたい心理になった。ちなみにタイトル画像は「よいアートブロガーになるには」という質問に対してのChatGPTの回答です。あら、なんて完璧な回答。ちょっと文章ヘンだけど。
断っておくが、私はブログや責任を持って書く提出物に関して未来永劫AIに文章を書かせるということはしない。文章の主語と述語が混乱してようが、誤字脱字があろうが、自分の文章を書く。予想なんだけど、AIによる展覧会の感想なんて、既成記事のつぎはぎ以上のものは出てこないでしょう。新しい観点は生まれないよね。
ただ、将棋の藤井聡太さんもAIを活用し、研究することで「AI超え」を叶えているらしいことから、無視は出来なくなるのかな❓ 気がかりなのは、例えば、今まで誰も感想を書いていない作家さんの記事を私が書いて onlineartjournal.com に載せたら、それをAIが取り込んで、ドヤ顔でAI自身の記述に取り込んでくる可能性はあるのだろうか❓ うーん、いやだ。書いた記事をPDFにしてそれを画像として載せようかしら❓ あーそうすると、Googleの検索で不利になるのかな❓ どんどんマイナーなサイトになるね。それもいいのかも知れない。
Googleといえば、このAIの登場により検索の仕方が変わってしまう可能性が噂され始めている。そう、今までブログ記事のセオリーとして、検索でヒットすることを見越した「読者の悩みに寄り添った記事を書く」なんてことが言われていたけど、このAIの登場により、そんなセオリーは変わらざるを得ない。事実ベースの情報を知りたいだけならもうGoogle先生に訊く人はいなくなるのだ。タイトル画像の通り、よいアートブロガーになるにはどうすればいいか、というお悩みへの回答はChatGPTがチャット形式で答えてくれた。ChatGPTの運営元であるOpenAIはマイクロソフトが出資していて、マイクロソフトはOpenAIの大規模言語モデルを搭載した新たな検索エンジン「Bing」とWebブラウザー「Edge」を発表している。やばい、このサイトの広告も Microsoft Ads に乗り換えなきゃ💦
Googleも負けじと新会話型AI「Bard」を発表したというけれど、まだ準備段階、時期尚早感が否めなかったらしく、プレゼンではAIによる、盛大に間違った回答を披露してしまったらしい。→参考記事:ITmedia NEWS GoogleのChatGPT競合「Bard」のデモ回答に誤り──天文学者らが指摘
AI戦争が勃発している中で、私はアートブロガーとして、密かにチャンス到来と見ている。今までのブログの常識がひっくり返って、アート感想記事などの「個人的なことが書かれているブログ」にしか価値がなくなるのではないか❓と思うのだ。
いわゆる今までのブログの定石「読者のお悩みに対する回答記事を書く」に従った記事はもう検索されなくなるということだ。それによってブログ自体がさらに廃れるということはあると思う。でも、ブログの存在価値が残っているとするならば、今後は、今まで良くないとされていた「誰かの超個人的な日々の出来事」のほうが価値が生まれることになる。AIによる回答からは絶対に得られない情報だからだ。「芸能人でもないあなたのその個人的な話、誰が知りたいのさ❓」という意見はもちろんあると思うが、今乱立している「この記事で分かること」から始まって「いかかでしたでしょうか」で終わる味気ないブログよりは100倍読みたい気もする。そう、ちょっと昔に戻るのだ。
みんな書け書け、自分自身のことを書け❗️アートの感想ブログも乱立じゃ❗️負けないぞ〜❗️
ちょうど昨日、就寝前にスマホで音楽をかけたら、YouTubeは観れないことに気づいた。音声が二重になっちゃうから。たとえ今後、BGMとして音楽を流しながらYouTubeが観れるような仕様変更がなされたとしても、音楽だけ聴きたい。そんな時、何となく手持無沙汰になったら、文章読むくらいがちょうどいい。Twitter❓ 寝る前に神経が昂ってしまうでしょう。音楽を聴きながらブログを読むのがいいんじゃない❓
革命はある日突然起きるもの。自分のオリジナリティを磨くべく努めながら、AI戦争の行く末を注視していこ。
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卓 (金曜日, 14 6月 2024 21:54)
面白い。やはり人間しか書けない滑稽で大胆で文法なんかクソ喰らえと。
(笑)いやジョークですが、個性的な文章書いてくださいね。